法人営業では予算化が大事

「今月、売上はどの程度行けそうか?」
と上司から聞かれて、
「はい、今月は1千万販売できる見通しです。」
こんな会話は、営業の世界では当たり前のことです。
しかし、営業でも法人営業となると、こんな会話はあっても、その裏付けとなる仕事も重要視されてきます。

それは取り引きに対する販売の根拠です。、自社の製品やサービスの契約ができて、注文書を発行してもらうには、キチンと予算の裏付けがないと、発注をもらえることはありません。

各企業は、年度計画にもとづいた予算措置で、色々な物や設備を導入します。

したがって、急な購入案件が出てくるのは、とてもレアなことだと理解すべきです。

法人営業を行うなら、先ず、商品の売り込みをすることも必要ですが、必ず予算化してもらう働きかけも営業の仕事です。
但し、予算化とは今年の仕事ではなく、来年度につながる仕事です。

とは言うものの、商談を効率化してこのような種まきをしておかないと、安定した販売を見込むことができません。

そのような意味でも、法人営業は長期的な視野が必要になってきます。