営業は自分だけが話していてもつまらない

3年前まで食品宅配を主な事業として展開しているとある団体で営業及び営業事務の仕事をしていました。電話かけからローラー訪問、路上での声かけ、既存利用者へのフォローといったことをしていました。 色々な方法で営業を行いましたが、心が折れそうになる中一番楽しく成果も多く上がったのは公園や保健所近くといったポイントで子連れの方に直接声かけをしておすすめするというものでした。

営業の対象はお買い物を担う主婦の方、子育てで大変な若いお母さん方でしたのでこういった場所によくでかけました。 私の所属していた団体はそこそこ知名度があり宅配利用者も多かったので声をかけてもあまり怪しまれることはなく、笑顔で丁寧に声をかければ話を聞いてくれる方が多かったです(もちろんすぐに断られる場合も多いです)。

電話かけと違ってお互いの顔が見えるとコミュニケーションがとりやすく相手の反応も分かりやすいです。実際の商品や宅配の説明もしやすかったのでやはり営業は直接面と向かって行うのがいいなと思いました。 私は決してトークが上手い訳ではありませんでしたが、相手の話を聞くことは好きでしたので相手の話に合わせて何がこの人におすすめか、どういう使い方をしたらお役に立てるのか考えながら話していました。

そんな中で自分の体験談や商品の提案をして相手に共感してもらえた時は本当に嬉しかったです。 営業はもちろん成果が上がることが嬉しい楽しいで当たり前なのですが、私は自分が一生懸命話した内容が相手にちゃんと届いて、少なくとも話す前より大いに関心を持ってもらえるようになったというその過程も非常に楽しく嬉しいものであると思います。結果として、見込み客の育成につながると実感することができました。

実際に契約に至った中で「おすすめを聞いてると便利そうだなと思った、ちょっと試してみようと思った」と言われるとこれほど嬉しいことはありません。またこのような経験を繰り返すことで自分の仕事に自信が持てるようになりました。 元々営業自体苦手で仕事中嫌な気持ちでいた私ですが、心を癒してくれるのも営業相手さんでした。だからこそ相手に決して失礼な対応はせず一緒に話を楽しめれるようにと心がけていたのかもしれません。